窒化ケイ素基板の製造方法および窒化ケイ素基板

    公开(公告)号:JPWO2020090832A1

    公开(公告)日:2021-09-16

    申请号:JP2019042413

    申请日:2019-10-29

    Abstract: 窒化ケイ素粉末および焼結助剤を含む複数枚のグリーンシートをそれらの間に分離材を介在させて積層し、焼結した後に、分離することによって複数枚の窒化ケイ素焼結体を得て、窒化ケイ素焼結体から窒化ケイ素基板を得る、窒化ケイ素基板の製造方法であって、分離材が窒化ケイ素粉を含むことを特徴とする。得られる窒化ケイ素基板は表面に窒化ホウ素粉を含まないので、銅と接合した際のヒートサイクル性に優れる。分離材は、BET法により測定される比表面積が1m 2 /g以上20m 2 /g以下であり、レーザ回折散乱法により測定される体積基準の50%粒子径D50が20μm以下であり、かつ、酸素量が0.3重量%以上2重量%未満であり、分離材を0.1mg/cm 2 以上3mg/cm 2 以下の塗布量でグリーンシート表面に塗布することで、熱伝導率が室温において80W/(m・K)以上であり、4点曲げ強度が室温において800MPa以上である窒化ケイ素基板を得ることができる。

    板状の窒化ケイ素質焼結体およびその製造方法

    公开(公告)号:JPWO2019235593A1

    公开(公告)日:2021-02-12

    申请号:JP2019022621

    申请日:2019-06-06

    Abstract: 焼結時の雰囲気圧力をより低くできた上で、高い熱伝導率と優れた機械的特性を併せ持つ板状の窒化ケイ素質焼結体を提供することを目的とする。 焼結助剤として、アルカリ土類金属酸化物と希土類金属酸化物との重量比が0.40≦アルカリ土類金属酸化物/希土類金属酸化物≦2.0を満足するような配合比で、アルカリ土類金属酸化物および希土類金属酸化物を3.2〜7.0wt%添加し、シート成形プロセスにより作製された板状の成形体を雰囲気ガス圧力3MPa以下で焼結することによって得られた板状の窒化ケイ素質焼結体であって、焼結体としての実測アルカリ土類金属含有量と実測希土類金属含有量の比率が0.26≦実測アルカリ土類金属含有量/実測希土類金属含有量≦1.30であり、実測アルミニウム含有量が50ppm未満であり、実測酸素含有量が1.4重量%以上2.9重量%以下であり、相対密度が98%以上であり、Raが0.05μm以上0.5μm以下に研磨された表面のβ型窒化ケイ素の(101)面の回折強度と(210)面の回折強度I(210)の比が0.62以上0.95以下であって、窒化ケイ素質焼結体のβ型窒化ケイ素粒子のうち、長軸の長さが10μmを超えるものが、1mm 2 当たりに500個以上10000個以下であることを特徴とする板状の窒化ケイ素質焼結体を提供する。

    板状の窒化ケイ素質焼結体およびその製造方法

    公开(公告)号:JPWO2019235594A1

    公开(公告)日:2021-02-12

    申请号:JP2019022623

    申请日:2019-06-06

    Abstract: 焼結時の雰囲気圧力をより低くできた上で、高い熱伝導率と優れた機械的特性を併せ持つ板状の窒化ケイ素質焼結体を提供することを目的とする。 焼結助剤として、アルカリ土類金属酸化物と希土類金属酸化物との重量比が0.40≦アルカリ土類金属酸化物/希土類金属酸化物≦2.0を満足するような配合比で、アルカリ土類金属酸化物および希土類金属酸化物を3.2〜7.0wt%添加し、シート成形プロセスにより作製された板状の成形体を雰囲気ガス圧力3MPa以下で焼結することによって得られた板状の窒化ケイ素質焼結体であって、焼結体としての実測アルカリ土類金属含有量と実測希土類金属含有量の比率が0.26≦実測アルカリ土類金属含有量/実測希土類金属含有量≦1.30であり、実測アルミニウム含有量が50ppm未満であり、実測酸素含有量が1.4重量%以上2.9重量%以下であり、相対密度が98%以上であり、窒化ケイ素質焼結体のβ型窒化ケイ素粒子のうち、長軸の長さが10μmを超えるものが、1mm 2 当たりに500個以上10000個以下であり、Raが0.05μm以上0.5μm以下に研磨された表面のβ型窒化ケイ素粒子の配向割合を示す配向度faが0.08以上0.25以下であることを特徴とする板状の窒化ケイ素質焼結体を提供する。

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